帽子のお手入れ
~秋冬編~

フェルトハットが手放せない季節がやって参りました。

銀座トラヤ帽子店では、主にウサギの毛を使用したフェルトハットを扱っております。ウサギ?と聞くと、メンテナンスが大変なのではないか、と不安に思う方もいらっしゃると思いますがご安心を。メンテナンスについてご説明させていただきます。

帽子についた埃は純毛のブラシで必ずケバに沿って(真上から見て時計と反対方向)ブラッシングをして下さい。帽子が汚れていると雨の雫がシミをつくり、とれなくなります。
フェルトハットに雨が染みたら、早めに乾いた清潔なタオル等で、かるく叩きながら水気を吸いとるようにします。 もしツバが垂れていたら、もとのように戻して平面なところで陰干しします。 表面が乾きましたら、裏返してスェットバンドを出しひろげ、乾かします。
帽子の汚れは価値が下がります。表面に付いたモノは、消しゴムでケバに沿って軽くさするようにします。汗の多い日は内側のスェットバンドをこまめに拭いて下さい、表面に汗が染みでるのを防ぎます。
フェルトハットをしまう場合は、陰干しを完全にした後、ツバをもとに戻します。

箱にいれる場合は防虫剤を必ず入れます、湿気は大敵です、湿気の少ないところに保管して下さい。
帽子を重ねることは避けて下さい。上に乗せた帽子の内側の汗、整髪料が下の帽子を汚し、形も崩してしまいます。

少し気を付けるだけで、お気に入りの帽子がより長くかぶれるようになります。

~海外ブランドのフェルトハットのサイズについて~
海外製のお帽子は表記サイズと実際のサイズに誤差がある場合がございます。
おサイズが心配でしたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

帽子のことでしたらどんなことでも気軽にご相談ください、店主含め、スタッフがお電話・メールにてご対応させていただきます。

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