帽子のお手入れ
~春夏編~
日に日に気温が高くなっていますね、汗をかく日も多いでしょう。
そこで今回は春夏にかぶる帽子のお手入れ方法についてです。
この時期活躍するのが天然草等で編まれたハット達。通気性があり、軽いのでとてもかぶりやすく、直射日光から頭を守ってくれますね。
中でもパナマハットは若葉を裂いて編みこんだもの、取り扱いは丁寧なほど長持ちします。 折れたり、切れたりしますと元に戻りませんので、ご注意ください。特に帽子のクラウン(頭部分)先端を指でつまんでしまうと割れてしまいます、ブリム(つば)を両手で持って扱うよう心がけましょう。
帽子についた埃(ほこり)は清潔なブラシで編目の汚れを落としてください。雨の雫がシミをつくる原因になります、毎日帰宅後にサッとブラッシングすると良いでしょう。
パナマ等の天然草ハットは雨が染みたら、早めに乾いた清潔なタオル等で、かるく叩きながら水気を吸いとるようにします。ブリム・クラウンの形を整え、陰干しし自然に乾かします。乾かす際、裏返してスェットバンド(すべり)を出しひろげ、同様に乾かします。
汗の多い日は、内側のスエット・バンドと額の汗をこまめに拭き取って下さい。
帰宅後、裏還してスウェットバンド(すべり)を出しひろげ、乾かす習慣を付けることが大事です。この作業により、リボン部分等にシミが出るのを予防できます。手洗いできる帽子についてはなるべくシミが残らないよう適度に洗い、清潔に保ちましょう。
帽子を保存する場合はブリムを元に戻し、陰干しを充分した後、湿気の少ないところに保管して下さいね。
帽子を重ねることは避けて下さい。上に乗せた帽子の内側の汗、整髪料が下の帽子を汚し、形も崩してしまいます。
少し気を付けるだけで、お気に入りの帽子をより長くかぶれるようになります。
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